はじめに
私の家からそう遠くないところに評判のパン屋がありまして、そこのカンパーニュが美味しくてたまに購入しておりました。ちゃんとしたハード系のパンは近所であまり売っていないので有難いのですが、如何せん値段が高い。パン一個に８００円は・・ならばと自分で作ってみたら案外簡単だったのでご紹介。
材料
ライ麦 
準強力粉 
サワー種 
モルトパウダー
－食材－
・ライ麦 120ｇ
・準強力粉 120ｇ
・サワー種 10ｇ
・モルトパウダー 1ｇ
・ドライイースト 2ｇ
・砂糖 5ｇ
・塩 5ｇ
・水（ぬるま湯） 150ｃｃ
モルトパウダーは生地の膨張と焼き色促進。
象印１０年物 
アイリスオーヤマ製６ｋ円位
－調理器具－
・ホームベーカリー
・コンベクションオーブン
作り方
１次発酵まではホームベーカリーの生地モードで。水と粉類を入れるだけで単手間いらず。
１次発酵完了 
ごろん 
エア抜き 
丸めます 
生地が出来たら空気を抜いて（パンチというらしい）軽く捏ね、丸めます。
天板にお湯を張ったオーブンに生地を入れて３０分ほど２次発酵。夏場は霧吹きしてボールを被せるだけで大丈夫でした。倍くらいに膨らんだら取り出します
十字に切れ目を 
粉振って 
霧吹き
生地が倍くらいに膨らんだら取り出して、内部の水分が蒸発しやすいように切れ込み(クープ）を入れます。剃刀を使うのが一般的のようですが、研いだナイフで大丈夫です。粉を全体に振って霧吹き。クープと霧吹きをしないと上手く焼けません。これ重要。
予熱したオーブンで２５０℃で５分２００℃で２０分ほど焼きました。
モルトパウダーがこの色を出すらしい
ずっしり
まとめ
このパンはカンパーニュではなくドイツパンのロッゲンミッシュブロートになるのかな？ライ麦の配分量が50パーセントだとこの名称だとか。サワー種を入れると密度の濃い生地になり、酸味があります。ちなみにカンパーニュはフランスパンの名称でライ麦の比率も低いのかな？いずれにせよヨーロッパのハード系のパンは味が濃くて美味しいですね。ホームベーカリーだけではここまで美味しいパンはできないと思うので、是非コンベクションオーブンで作ってみてください。
サワー種を入れずに作るとこんな感じです。これも美味しい。
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